|
掲 載 記 事(日本経済新聞 1月 9日掲載)
|
||
|
福証新市場Qボード ビジネス・ワン初上場を承認
福岡証券取引所は8日、ソフトウェア開発のビジネス・ワン(長崎市、下山克己社長)の新興企業向け新市場「Qボード」への新規上場を承認したと発表した。同市場への上場は初めて。日本証券業協会が運営する未上場企業向け市場「グリーンシート」からの上場としても第1号となる。 ◇福証・Qボード ビジネス・ワン 事業内容=業務用パッケージソフトの企画、開発、販売、保守サービスなど▽社長=下山克己氏▽資本金=1億9700万円▽上場予定日=2月14日▽公募=2000株▽申込日=2月5−10日▽払込=2月13日▽主幹事=ディー・ブレイン証券 上場で信用強化 ビジネス・ワン社長会見 福岡証券取引所の新興企業向け新市場「Qボード」に上場第1号が誕生することが8日正式に決まった。さらに新たな企業の上場も予定されているという。開設から約3年、Qボードが実質的に動き出すことで、比較的規模の小さなベンチャー企業の直接金融による資金調達がより活発になる可能性もある。 上場が決まったビジネス・ワンの下山克己社長は同日、福証で会見し、Qボードを選んだ理由として、「九州の企業として、九州の証券市場に上場したかった」とし、「上場で優秀な人材の確保と信用力の強化につなげたい」と話した。さらに公募増資は「1億1000万円ほどを予定しており、東京の同業社の買収に使う」という。 一方、初の上場引受主幹事を務めることになったディー・ブレイン証券(東京)の出縄良人社長は「新年度も1つか2つのQボード上場を準備している。今後も規模の小さな企業の株式公開を福岡だけでなく、札幌や名古屋の新市場でも進めたい。直接金融で資金調達するには地方の証券取引所が必要」とし、地方証取の存在意識を強調。 小西雄二・福証専務理事も「上場を考えている企業にとって上場企業の誕生は励みになる。さらなる上場企業の誕生によってQボードを活性化して、九州での直接金融の道筋をつけたい」と意気込みを見せた。 |
||